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MITO

第3章 特別割り込みストーリー

 化け物になった店のマスターは、二人に襲いかかる。


 いったい、なにがあったの? 水戸さんは、突然の出来事に対応できず、うろたえるだけだ。


 茶髪は、椅子から転げたり、バタバタと慌てながらもう一人が持っているパンツに手を伸ばす。


 だが……その腕は腐敗していた。


「え……え……」


 化け物となったマスターと、チェーンソーを持った看護師は二人に襲いかかる。


 水戸さんは、思った。


(こんなの映画で見たことある……まさか……現実にいるの?)


 自分の存在を棚に上げながら、このままでは危ないと判断。


 まず、武器を持っていないマスターの足を引っかけた。


 簡単にこけた。


(あ、これは楽)


 だが、チェーンソーには出来なかった。


(怖い……)


 看護師は茶髪に襲いかかってきた。


 もう一人、滝と呼ばれていた男は、薄情にも、茶髪を捨てて逃げていった。


 何度も、助けを請う茶髪。


 ついに恐ろしい結果となってしまった。


『も゚け゚ーーー!!(いやぁーーーっ!!)』



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