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※未定

第4章 噂話

「でもこいつ、バイトだったと思うけど」


「7時からだから時間はあるけど…」


そう言うと華邑くんの友達はびっくりしたような顔をし、華邑くんを肘でつついた。


「いやだって、嘘はつけねぇし…」


「…お前、こういう時だけ素直だよなぁ」


小声でぼそぼそ喋っている会話には触れずに僕は口を開いた。


「じゃあ、僕とお茶してくれる?」


「…1時間だけなら」


「よし!決まりだね。じゃあHR終わったら迎いにいくね。華邑くん何組?」


「1組」


「1組ね。じゃあ、また帰りにね♪」

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