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※未定

第6章 尾行

「おーい、もう行くぞ〜」


「成奈行くよ」


「にいちゃ…まって!」


デパートから出てきた華邑くんは、自分の後から出てきた小さい子供たちを待っていたようで、その子供2人はぎゅっと手を繋いだ。


「はぐれないようにな」


「「うん!」」


さすがに3人で手を繋いで歩くのが恥ずかしいのか、華邑くんは2人の後ろを歩いていた。


…兄妹、いたんだ。

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