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知らない世界

第6章 最悪な学園祭

「兄貴、若は何か楽しそうですね。
明るくなったと言うか、あのガキと出会って変わりましたね」

「そっ、そうだな・・・」

「あっ若、学園祭って一般人も行っていいんですか」

「いいけど・・・
まさかお前たち、来る気じゃないだろうな」

「学園祭なんて経験したことがないから、1度でいいから行ってみたいなぁ・・・て」

「そんなどチンピラな格好で来たら、みんなびびってしまうよ」

「大丈夫ですよ若。
普通の格好で行きますから・・・ねっ!」

「普通の格好って・・・
じゃあ来ても大人しくしてろよ。
女の子をナンパしたりするなよ」

「はいっ、わかりました!
兄貴も行きませんか?」

「俺はいいよ。お前達だけで行ってこい」

「いいじゃないですか。
兄貴も保護者として行きましょうよ」

「若、いいんでしょうか俺まで行って。
学校側に迷惑にならないでしょか?」

「普通にしてれば大丈夫だよ。
特殊なオーラをかもし出さなければな」

「それでは、お邪魔させてもらいます」


学園祭か・・・
俺も初めてかもな。


「あいつに・・・会えるかな」

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