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風俗課に配属されました

第126章 資料室に配属されました~最終章~

原田と穂乃花は示し合わせたように
喫煙ルームと資料室を隔てる壁に
耳を当てた。

……数分後。

『んふぅ……龍聖ぇッ……そこぉッ……』
『うぅッ……若菜ぁッ……ハァッ……ハァッ』

営みの声が聞こえてきた。

「なんか……気まずいですね」
「私……職場に戻りますね」

二人は喫煙ルームを出た。

そして【清掃中】の札を回収しようとした
原田が気付いた。

【資料室】のプレートが剥がされ
その代わりに……

【風俗課(仮)】のプレートが貼ってあった。


                おわり

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