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風俗課に配属されました

第16章 川澄友香の恋愛事情①

「また来たの?今月何回目?」

憎まれ口を叩きながらも
この男が好きで好きで堪らない。

「3回目。運がいいことに今月は友香にしか
当たらない」
「私はウンザリしてるけど」

本当の感情はひた隠す。

私の想い……バレたくない。

風俗課に指名制度は無い。

彼の他愛もない一言に心が揺らいでしまう。

「俺は光栄だけど。これって運命じゃね?」
「有り得ない」

有り得たら嬉しいけど。

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