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風俗課に配属されました

第21章 橋本賢吾 風俗課を利用する事情①

目覚めると……泣いていた。

熟睡は出来なかった。

昨日3年も付き合ったカノジョに
フラれたばかり。

昨夜は友人らが集まり
俺を慰めてくれた。

しかも数時間前まで。

偶然にも今日の風俗課の予約は
都合が良かった。

仕事をする気が起きない上
誰に文句を言われることなく
ゆっくり休める。

佐々木は俺に気を使ってか
部屋を出て行ったきり
戻ってこない。

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