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カラダからはじまった愛は~もうひとつのキセキ~

第2章 はじまりは

翌日、午前中に打合せを終え、仙台店に行く予定だった。

お互い、いつものようにふるまっていた。
普通にふるまうのが精一杯のふたり。

給湯室にふたりきりになった。

 「あのっ
  うちの人 携帯とか勝手に見る人だから...」

やっぱりそういう人だったかぁ、と予想が的中。

  「あっ、知ってます。気にしないで」

以前に瑠衣さんのご主人から会社に電話をしてきた時があり、たまたま、自分が対応した事があった。お昼休みの時間帯。

「瑠衣いますか?」

事務所内を見渡して見当たらなかったので

「だだいま、席を外しています。」

「携帯に折り返し連絡するように伝えてもらえますか?」

「はい、かしこまりました」

電話を切った後、

はっ!受付にいたのかもと思い、1階におりてみたら、瑠衣さんがいて、折り返しの連絡まってるようです。と伝えた。

「ありがとうございます。携帯忘れて来てしまって、あとでかけなおします。」

なんとなく、『も~またぁ』って感じの雰囲気が瑠衣さんから感じた。

自分勝手な推測をしてみた。
会社の電話をかけてくると言うことは、携帯電話にかけて出なかったから。ここまでは普通。

瑠衣さんからの雰囲気から、たぶん会社にきちんといるかの確認の連絡が何回かあるのではないかと推測して、ご主人はだいぶ束縛が強い人なんだろうなぁ、とその時に感じた。

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