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母「久志君？」

久志「…」

明「一緒にゲームしてたんだよ」

久志「明…」


間一髪、明が助けてくれた


明「久志、もう帰るんだろう」

久志「あぁ」

明「外まで送るよ」

久志「おばさん、お邪魔しました」

母「久志君、明ちゃんとこれからも仲良
くしてあげてね」

久志「もちろんです」

明「…」


パーカーを羽織り
外まで久志を見送った明
見送るのはもちろんある目的があっての
事だ

それは…


明「…」

久志「送ってくれてありがとう、風邪引
くから早く入れよ」

明「久志、わかってると思うけど今日の
事は他言無用だからな、絶対っ」

久志「わかってるよ」

明「…」

久志「あっ、忘れるとこだった」

明「何を…！？」


引き返してきた久志
部屋に何か忘れたかと思ったが
久志が忘れたのは物ではなく恋人同士が
よくやるあれ…


久志「お別れのチュー」

明「はぁあ！？」