きっと あなたと・・・
第166章 ーお兄ちゃん-竜之介- ー
竜之介『そっか・・だから返事ないのか・・・今日は来れないね』
隼人『んー・・・着いてからじゃ遅いもんな』
竜之介『そっか・・・』
隼人『がっかりしすぎ・・・悪かったな、俺だけで(笑)』
竜之介『そうじゃなくて~・・兄ちゃんは仕事でも会えるけど、しおりんとは会えないから』
この前看病してくれたお礼もまだしてないし・・・
隼人『ほんとお前は詩織っ子だな(笑)』
子どもの頃と同じように僕の髪をくしゃっと撫でると、
呆れたように笑う兄ちゃん・・・
だって好きなんだもん・・・
少しでいいからしおりんに会いたかったんだもん・・・