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委員長はエッチでした

第2章 責任





目が覚めたら
知らないベッドの上で
あたしは
裸で寝ていた。



「…………っ!!」



ガバリと身を起こして
自分の体を見下ろす。

ブラジャーはないけど
パンティーは
ちゃんと履いている……?



「う……ん、
彩香さん……」



隣で寝ている
黒崎が
寝返りをうつ。



彩香さんって
今言ったよね?


しかも
黒崎の体
どう見ても
素っ裸。



ってことは
やっぱり
あたしたち昨日
あのあと……


待ってよ……
でも
あんまり
覚えてないというか……。





『……彩香さん……
信じられない……夢みたいだ……』



えっ……と
なんか記憶が曖昧で
途切れ途切れというか……。



『……ここって……気持ちいい?
もっと……しても……いい?』



『……もう……我慢……できない……』




急に
色々思い出して
しまった……っ



寝返りをうって
こちらを向けている
黒崎の裸の体……

首筋から鎖骨のラインが
目にはいって

ドキリとして
慌てて
服を着て

逃げるように
部屋を出たんだった。

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