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同窓会 SN

第7章 謎解きはランチの後で1 翔



「お前 片手じゃメシ喰いにくいだろうからさ、コレ買っといた。」

朝一番に書類と一緒に和也が持って来たコンビニの袋には 俺が高校の頃に好んで よく喰っていたソーセージパンや ヤキソバパンやらが入っていた。

好きだったパンを覚えていてくれたコトは嬉しいんだけど...コレを食べているのを他の社員に見られるワケにはいかないだろう?...ってコトでコッソリ屋上に上がった。


「うわぁ...チョー懐かしい。」

屋上に上がるなんて何年ぶりだか思い出せなかった。住んでいるマンションも ここのオフィスも高層階にあるし 取引先のオフィスも やはり高層階にあるコトが多いから わざわざ屋上に上って景色を観る...なんてコトはしなくなっていた。

そういえば高校の頃は 和也を含めた あの4人と一緒に昼休みは屋上に上り 昼メシを喰って コッソリとタバコを吸ったりしてたんだよな,,,。
そんなコトを思い出してたら なんだか自然と人目につきにくいポイントを探してた。

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