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アリス

第3章 協力者

ー次の日ー

俺が入るとざわつく教室

昨日のが結構効いたな

入学早々、呼び出し食らって

そりゃあ、ざわつきますよねぇ…

「おはよ…昨日は大変だったね」

話しかけてきたのは如月だった

「あぁ、おはよう」

「昨日は、ビックリすることばっかりだったよ

まさか、有栖院君が生徒代表だったとはね」

「驚いたよねぇ~俺も驚いたもん

てっきり、進級組がやるもんだと思ってた」

「僕もそう思ってた

…有栖院君は頭いいんだね

トップだったってことでしょ」

「そうなんじゃないかな?」

「ちなみに~いくつだったの…?」

来ると思った

絶対聞いてくると思ってた

「満点?」

「冗談はやめてよ笑」

いや、ホントだっつーの

「いや、冗談じゃねーよ?」

「え…冗談だよね?

だって、結構難しかったよね…?」

え、そりゃ難しかったけど

満点取れないほどでもなかった

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