アリス
第3章 協力者
おおおおおおおお!!
いきなり直球?かな?
「えぇーとー…うん…まあ、少し気になってるかな…
…よく分かったね」
「じゃあ、仲良くなれるように協力するよ!
…とか、言えたらいいんだけどね…
僕、あまり好かれてないからなぁ…」
もしや、言ったら協力してくれる感じかも…
「如月、俺さ、アリスに近づきたいって思うんだけど…」
「それって、好きってこと?」
また直球…💧
「うーん、まだ分かんないけどそんな感じかな…
気になるっていうか…なんて言うか…
まあ、そんな感じ」
この際どういう設定でもいいか
一種の攻略ゲームだと思えば…
「あははは
有栖院君、語彙力が落ちてる
動揺しすぎだって」
「あはは…」
如月ごめん…、お前を利用させてくれ…