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光の道

第9章 2日目開始



「内村さんは一緒じゃないんだね?どこにいるの?」

満芦めぐみは不思議そうに聞いてきた。

何も知らないから聞いてきて当然なのだが、私は心臓を刺されたようにズキッと痛みが走った。


(瞳は…。)

『瞳は…。今歩けないんだ…。』


私のその言葉を聞いて、満芦めぐみは何かを悟ったように、そっか…。と呟き、それについてはそれ以上きこうとはしなかった。

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