テキストサイズ

光の道

第10章 満芦めぐみ




だが、なんだか嘘のようには見えなかった。


その日は、そのまま教室に寝ることにした。
市川夏歩はどこかいなくなって、教室には私と佐藤海斗、三谷武の3人だけとなった。

「なあ、お前も気絶してたの?」

ふと三谷武が聞いてきた。

三谷武は私の中では、ヤンキーというイメージしかない。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ