テキストサイズ

光の道

第13章 謎1



その一言で、みんな窓の外を見た。

私もつられて窓の外を見た。

(あれは…)

一階の理科室の窓からは、小さなグラウンドが見える。

そのグラウンドのすみにある、ひっそりとある砂場と高い鉄棒。


そこには何かぶら下がっていた。

それは、あまりはっきりとは見えないがそこには確かに何かがぶら下がっていた。

「なにあれ…?」

目を凝らしたが、それが何かは分からなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ