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光の道

第7章 1人…。




私が学校についたのを確認して、紙に時間を書いた後、自分はロッカーに隠れる。

そして、私がロッカーを開ける。


この流れなら佐藤くんにだって可能なはずだ。

だって現に佐藤くんだけ目が覚めるなんておかしすぎる。

他の人は何をしても起きないのに。



『でも……、』


やっぱり疑いたくない。

疑いたくないのに、私の頭は勝手に考えが行きすぎて、止まらなくなる。

そんな自分が恨めしく、嫌だった。


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