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両親の部屋を盗撮したらとんでもない秘密を……。

第1章 プロローグ

人間という生き物は、他人の前はもちろん、たとえ家族の前であっても、無意識のうちに偽りの自分を演じている。


つまり、人間は、自分以外の視線がある限り、本当の自分をさらけ出すことはないということだ。


親が僕の本当の姿を知らないように、僕も親の本当の姿を知らない。


ある日、僕はふと思った。


このままでいいのか、と。


無性に知りたいと思ったんだ。


両親の本当の姿を。


だから僕は両親の部屋に隠しカメラをしかけて盗撮したんだ……。


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