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わたし、お金のためならなんでもします。

第1章 プロローグ



「ふぅ…」



鏡の中のわたしは怒りをとうり越して、呆れたような笑みを浮かべながらため息を吐いている。



お母さんが交通事故で他界して早いものでもう10年……。



テーブルの上に山積みになったクレジット会社からの請求書をぼんやりと見つめていると、どこからともなくあのときのお母さんの声が聞こえてくる。


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