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君のKISSに夢☆CHU

第8章 ダイニングbar☆MOON


化粧室に入り、鏡を見ると、赤い顔をした私がいた。

やだっ…未だにドキドキしてる…。

いきなりの急展開についていけないよー。

それにしても、勢いでキスフレになるって言っちゃったけど、どうしよう…。

でも、輝愛にいきなり告白したって聞いてくれないし、そこで振られて終わってしまう。

キスフレとして、近付くしか方法はなかった。

何より輝愛のKISSは、媚薬みたいで、本当に何度も何度も欲しくなるし、気持ちいい。

もう他の人のKISSでは、満足出来ないかも…。

そんな事を考えていても、私の体にはまだ力がちゃんと入らない。

本当に腰がくだけるような気持ちのいいKISSってあったんだなぁ。

とりあえず今は、ゆっくりと前に進んでいこう。

来騎の事だってあるし、今は深く考えずに…。

私は化粧室を後にして、来騎と輝愛が待つ店内へと向かった。


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