君のKISSに夢☆CHU
第11章 僕を感じて…
「もっと…してっ…。」
来騎を激しく感じたくて、来騎に甘える。
「そんなに煽んないで…。桜音が可愛いすぎて、イッちゃいそうになる…。」
私の腰を掴むと、来騎が強く腰を打ち付けてきた。
「あぁっ…はぁっ…。」
若い来騎の腰の動きは、やっぱりすごい。
十代の男子は、タフだし激しいし、熟練された年上とはまた違う良さがある。
激しさを増す打ち付けに、体が壊れてしまうのではないかという錯覚さえしてしまう。
「来騎っ…んんっ…。」
名前を呼ぶと塞がれた唇。
来騎からのKISSに、呼吸が更に苦しくなる。
絡まる舌…。
溢れる唾液…。
お互いのそれを、夢中で吸い付く。
頭の中は真っ白になっていった。