君のKISSに夢☆CHU
第1章 プロローグ
ピチャ…ピチャ…。
薄暗い部屋に響く舌を絡める音。
「んっ…はっ…。」
息も絶え絶えに彼のキスに夢中になる。
気持ちいい…。
こんなに気持ちがいいキスをする人に初めて逢った。
彼のキスは媚薬のように、私の体を疼かせる。
そして麻薬のように、私を中毒にさせる。
もっと欲しい…。
彼のキスがもっと欲しい…。
お願いやめないで…。
キスをもっとください…。
キスだけで私を感じさせて…。
こうして私は彼のキスの虜になっていく…。
やっと見つけた!
私だけの運命の王子様…。