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君のKISSに夢☆CHU

第15章 来騎の嫉妬


「あれはさすがに、相手の男に嫉妬するな…。」


なに?今の輝愛。

凄い可愛い!

ヤバイ、萌える!!!

妬いてくれる輝愛を見て嬉しく思うけど、それを照れながら言う輝愛が何だか可愛くて、仕方ない。

私も恥ずかしくなって、俯いてしまう。

頬を赤く染めて俯く二人にシンさんがニヤニヤしながら、近付いてきた。


「なんだなんだ?何かあったのか?」

「何もねぇーよ。」

「そうかぁ?怪しい雰囲気が漂いまくってるけどなぁ?」

「いちいち詮索するんじゃねぇーよ。」

「おぉ!怖っ!はいはい、邪魔者は退散しますよ。」


シンさんは、大袈裟におどけて見せると、私にウインクしてお客さんの所へ行った。


「ったく!冷やかしやがって…。」

「ふふふっ。」


何だかシンさんと輝愛の会話が、小学生のケンカみたいで、笑ってしまった。

そんな私を見て、輝愛も笑った。


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