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最後の恋

第6章 06章(結衣の気持ち)

結衣side

乃亜電話きっちゃったし…
怒ってんのかな
とか考えてたら単車の音。
誰だろう
窓から覗くと…乃亜!!

「結衣ー、あがっていい?」

「う、うん」

ガチャン…乃亜が入ってきた。

「あら乃亜チャン。久しぶり」

「あ!結衣ママ!お久しぶりです♪」
うちのママとこんな遣り取りしてるし

「乃亜チャン、かっこいいわね特効服
遊べるうちに沢山遊びなさい」

「はい☆遊びます」
笑いながら乃亜は、うちの部屋を
開けてきた。

「うぃす、結衣、」

「うぃ、うぃ……す」

「で?どしたの?累が」

「私ね乃亜と絡むようになって
乃亜には沢山色々教えてもらった
友達もできた。
累、谷口、介、優輝、蘭
嬉しかったよ。本当に!!
でね?累には彼女居るのは知ってる
でも見てて累以外皆ちゃらいから
累がカッコ良く見えてさ
何かいつのまにか好きで…」

「したら振られたってわけね」

「うん、まぁ」

「でも結衣?ちゃらくないのは
確かにカッコ良い。
でもチャライからって男を馬鹿にすんな
最上級にチャライ優輝やら蘭やらも
今から歩んでく人生のなかで
最愛な女に会うから。
したら過去はチャラかっかもしんない
でも、すんごい一途に絶対なるから
だから累だけが男として見んな?」

「わ、わかった…」
何か乃亜って遊びまくってるし
チャライけど本当に考え大人だなぁ

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