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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第6章 夢をみる・・・

『ふふふ・・・滝川くん、ごめんね

カンナ?上いってなさい

今おやつ持っていくから』




姉妹をオレたちから剥がして(笑)

お母さんはニッコリ笑う



カンナに良く似た笑顔・・・。





『ぁ、うん・・・ありがとう』





『カンナ・・・いーじゃんか別に』




『ぇ???』






『ちょっとくらい

遊んでやれよ♪・・・~な?』




そう言ってオレは

母親に抱えられた〃ミニ姉妹〃(笑)に

視線を向けた





〃おいで、おいで〃




オレの合図に

ミニ姉妹は、パァっと笑顔が戻って

母親の腕から飛び出して

走って来た





・・・子犬みたいだな(笑)





なんて言ったら

怒られるか。






『おにーちゃぁん!ブランコやって』

『ユウナは肩車~~!』





『ふふっ・・・よしオッケ♪』








オレの両腕にぶら下がったり

登りついてくるミニ姉妹



・・・サルかお前たち?!(笑)







最近じゃすっかり
オレの顔を覚えたミニ姉妹は

意外となついてくれて
カンナの家に遊びに行くと

よくこんなシーンにあうんだ




まぁ・・・

女性人口かなり高めの家で育って

電柱みたいなデカイ男が

子ども心に物珍しいだけかも

知れないけどね?(笑)




(※そう考えるとカンナのお父さんって

中々に・・・肩身狭そうだな

ははっ、ザマーミロ(笑))





カンナのお母さんも

初めは、一体どんな・・・


カタブツの…三角メガネかけた

教育ママみたいのを想像してたけどさ(笑)


ほがらかで

やさしい

明るいお母さんで




そんなカンナの家族にも

オレはいつの間にか

なじんでた・・・。

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