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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第6章 夢をみる・・・

〃『もしもし?……ケイゴ

良かった無事で・・・』〃




家に帰って

風呂にどっぷり浸かって



スッキリしたタイミングで

カンナと電話で話していた





『あぁ、そっちも大丈夫?

オヤジさん・・・(苦笑)

怒ってるだろ』






〃『ううん…ほんとの事、話したら

むしろ・・・あたしが叱られた』〃








『マジで・・・?(苦笑)』







〃『お父さん・・・ケイゴのこと

見直したって・・・褒めてた』〃







『ぜってーウソだ(笑)』






〃『ほんとだってばぁ

よくそう冷静に対処ができたものだ!

って・・・♪』〃








『親にあんま・・・

余計な事しゃべるなよなカンナ(苦笑)』











〃『っふふ♪……あ、でもね

救急隊の人もケイゴの事を褒めてたの

あたし聞こえたのよ!

ペットボトルの…どこで習ったの???』〃








『あ~~・・・確か

ガキの頃に、少年キャンプで・・・

なんか・・・溺れてる人間には

浮き輪とか、最悪ペットボトル一本でも

投げてやるのが一番安全で親切とかって・・・

それだけでも浮いて助かる例が

あるとかなんとかって・・・』






〃『そうなんだ!?すごーい!』〃





『~~・・・』






〃『けぇご♪将来は

スーパーレスキュー隊!とか

なっちゃったりしてっ』〃







『お前なぁ・・・~~っとに

いちいち大袈裟に

話を膨らますんじゃないっての

つーか、人の将来を

ポンポコ、ポンポコと

作るんじゃねーよっ(苦笑)』







〃『えへへ・・・ごめん

でも…すごく…カッコよかったから』〃







『・・・っ』











〃『・・・ほんと

カッコよかったよ・・・ケイゴ』〃











『ぅ・・・るせ』









〃『ありがと・・・』〃






『~~だから、なんで

お前が礼を言うんだよ?!(笑)』










〃『ふふふっ・・・

ケイゴのおかげで

人一人の命が助かったの

目の前で・・・人の命を

なくさずにすんだんだよ?

ケイゴは・・・あの男の子の

あそこにいたみんなの

〃スーパーヒーロー〃だよっ♪』〃







『・・・~~』

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