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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第9章 一瞬を必死に生きろ・・・

オレはもう

まっすぐ前しか見てなかった




何も迷う事なんかない



バイト先の店長には

事情を話して、謝って

就職の件は断った



オレには∥滑り止め∥は

いらなかった





オレはモードを切り換える




高校2年も終わりに近づく頃




なにせ・・・時間がない



受験の事で担任に相談に行けば


聞き耳立ててた1年の時の担任に

鼻で笑われ


噂かなんか知らないが

聞くヤツ聞くヤツ

オレをバカにしていた・・・。






けど・・・当のオレは本当に





本気で気にならなかった




人間、本気になると・・・



本当に集中すると



茶化されようが、笑われようが



ヤジなんて・・・気にならない




外野の声なんか

不思議なくらい聞こえない




って言うか


そんなモンに

耳を貸してる暇なんか

どこにもなかった






幸い、今の担任は理解があって

一生懸命な・・・良い先生で


出来るだけのアドバイス

精一杯の協力をしてくれた。






オレは今までの人生では・・・



・・・∥ありえない∥


・・・の一言に尽きる




そんな




受験勉強の日々を迎えた

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