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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第9章 一瞬を必死に生きろ・・・

『それはそれは、 悪ぅございました

邪魔しちゃ悪いと思ってね♪

~お夜食に食べれる物は用意しておくから

食べたい時に食べなさいね』




母さんが冷蔵庫を指して少し笑う




どんだけ笑ってんだよ・・・ったく





『~・・・ケイゴ・・・ぷっ

お腹空いたでしょ?食べなさい

やる時はやる、休む時は休む

それから、しっかり…

栄養だけは摂って・・・』





『?・・・うん』





『いいから・・・顔、、、顔くらい

洗ってらっしゃい・・・』






『うん』





味噌汁の…いい匂いに

少し唾を飲みながら

オレは洗面所にトボトボと向かう







『んな・・・?!』






母親が・・・必要以上に

笑ってた

その理由がやっとわかる





『ありえね・・・~~』






鏡に映るオレの姿は


顔面半分に、これでもか!ってくらい




ヨダレの痕と

(主人公たるものの大失態?・・・失敬)




ノートやテキストから

文字がびっしりと色写り?していて









バケモンみたいな顔してた・・・。





(笑)






母さんも

笑っちゃ悪いと思って

堪えてたんだろうけどさ







人間・・・笑えるモンは笑えるよね





ヤケクソになって

顔をゴシゴシ洗った






どーでもいいけどさ

色々と

めちゃ恥ずかしいんだけど・・・

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