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『・・・？！ばぁちゃん』





その時は突然やってきた





『ばぁちゃん？！どうした！？』




いつもニコニコ笑っていた

おばあちゃんが

ぐったりと上を向いて倒れてた





『・・・っ』




オレは直ぐ様駆け寄って

その意識を確かめる




『うそだろ？・・・ばぁちゃん！』





ナースコールを押して

オレはベットに片膝をついて

夢中でおばあちゃんの心臓を押した






『ばぁちゃん！頑張れ！！目をあけろ』





看護師と先輩ドクターが駆けつけて

はなれるように言われた言葉が

中々オレには入ってこなくて







『ばぁちゃん頑張れ！！

孫が帰って来るんだろ！？

褒めてやるんだろ？！』





∥会わせてやりたい…せめてもう一度∥



オレは必死で

停まってしまった心臓を押し続けた





『滝川？！・・・』



気付くと浅田先生まで駆けつけていて

オレは引き剥がされるように

おばあちゃんからはなされた




『もうすぐ夏休みだろ！ばぁちゃんっ』





・・・・・・




浅田先生に羽交い締めにされたオレの前で

おばあちゃんの担当医が

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