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ねぇもう嫌・・・

第13章 治療



『じゃ、帰り道気をつけて。またね。』



「…はい。ありがとうございました。」



感謝の意を込めて軽く頭を下げると、柊先生は車へと歩いて行った。



陽射しを眩しがって手で影を作る姿は、誰よりも格好いいと思えた。



その車は綺麗なカーブを辿って大通りに出ていった。



「…」



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