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ねぇもう嫌・・・

第16章 出会いは必然か



「場所を言うと、丁度下腹部辺りなんだよね」




「……」




先生も困惑している様で、少しの沈黙が訪れた。




その時。




『…あれっ。ひなちゃんっ!?』




「っ」




名前を叫ばれて咄嗟に頭を上げると、一人の男の先生が立っていた。




だっ、誰…?




「おおっ。佐藤先生ッ。」




私のレントゲンを見ながら唸っていた先生が声を上げた。




佐藤先生…?




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