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あゆはえっちな下着のモデルさん☆

第8章 あゆみのパパ アカリside

ヒカリは魅力的だと思う。
でも今目の前にいるのはオレだ。

「そんなに緊張しないで、仲良くなりたいだけ。君のことが知りたいだけだから」

耳元で囁くと、ぶわぁっと赤面する。
意外、だと思った。

普段どんな男性も手玉に取って、売り上げ一位の座を欲しいままにしてきたあゆちゃんが、まさかこんなうぶっぽい反応をするなんて。

もしかしたらこういう所も含めてウケているのかもしれない。

「ぁ……ア、カリさ……」

「どうしたの?心臓どきどきしてるよ」

「っ、……!だめ、だめです……」

ちう、ちゅう、ちゅ……。
おでこ、頬、そして、唇に……。

「っ……!」

口腔の中に忍び込み、くちゅりと舐め回す。
昨日相当飲んだのか、お酒の香りがふわんとした。
あゆちゃんの表情がとろんとしてきて、流石にまずいかな?と開放する。

「ごめんね、やりすぎちゃった。……だってずるいでしょ?寝てる間にみんなでいちゃいちゃして。オレだってちゅーもぎゅーもしたいもん」

「ここまで、濃厚なのはしてない、です……」

聞こえるか聞こえないか位の声で、恥ずかしそうに視線を逸らしながら呟く。
あまりに可愛らしく、今にも押し倒してやろうかと思う気持ちをぐいと押し殺す。

危ない危ない、箍が外れかけた。

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