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秘密の裏山

第1章 秘密の裏山

小学校の裏側には山がある。
ボクたちはそこを裏山と呼んでいた。

夏になると裏山ではカブト虫やクワガタ虫といった昆虫が捕れる。
だから夏の裏山はボクたちにとっては大切な遊び場であった。

小学校高学年になるとボクにとって裏山はみんなには内緒の秘密基地にもなっていた。

裏山を昆虫を捕ったりする辺りからさらに深く入っていくと朽ち果てた材木や錆びついた機械が置いてある小屋がある。

昔は木を切って販売したりする職人たちが使っていた小屋だと思われる。
そしてこの小屋のことは誰にも教えていない。
ボクだけの秘密基地。

小学生も高学年になると女のコの体とかに興味が出てくる。
そして体育の授業で女子が走ったり跳んだりして膨らみ始めたおっぱいが揺れたりするのを見ているとたまらない。

おちんちんが勃ってしまうようになった。

見たい、女のコの裸が見たい~。

できることなら女子の身体検査、更衣室、女風呂に入って裸という裸を見て触りたい。

でも、そんなことができるワケもない。
そんな悪いことをすれば小学生とはいえ捕まってしまうのです。

ボクたちが捕まえたカブト虫やクワガタ虫をあれやこれと観察するように、これが女子の裸を見たくて欲望のままに悪事を働いたエロガキか、子供のくせにとんでもないヤツだ、大人になる前に死刑にしてしまえとか言われて警察や少年院の人たちにいろいろ言われてあれやこれと観察されることになるのだろう。

それは、果てしなくイヤだ。

でも、そんなボクに救世主が降臨した。
道端や公園に落ちているエロ本である。

本来的には拾得物は交番に届けるのだろうが、ボクは拾ったエロ本を秘密基地と言っている裏山の小屋に隠している。

交番に届けたっておまわりさんがうひひとばかりにエロ本を私物化するに決まっている。そんなことはさせるもんか。

エロ本を見るとつくづく思う。
世の中にはいろんな女の人がいて、おっぱいにもいろいろなおっぱいがあるのだなと・・

おっぱいや下の毛を見ていると、おちんちんが勃っちゃって、スゴく硬くて、痛い。このまま折れてしまうのかと思うぐらいに痛い。

こんなに痛いんだからエロ本なんて見るのはやめようと思うのだけど、やめられない。

そしてある日ボクのおちんちんは大変なことになった。

硬くなったおちんちんを触っていたら、先っぽに信じられない衝撃が走った。

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