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5色の星☆アソート

第12章 目覚めたら SN7 翔



「冷たかったらごめん・・・一応温感、っていうのを買ったんだけど」
「・・・翔ちゃんには珍しく 気が利くね・・・」


何とか軽口が出ることに安心しながら
チューブのジェルを手に取った。

人肌程度の温かさ、指で塗りこめるたびに シーツを握るニノの指に力が入る。

・・・痛いのかな・・・


「・・・痛い?」
「・・・大丈夫・・・」


指で痛がるようじゃ この先にはとてもじゃないけど進めない・・・
とにかく時間をかけて 心も身体も緩めていかないと・・・



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