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5色の星☆アソート

第7章 目覚めたら SN2 ニノ



だけどどんなに俺が頑張っても 翔ちゃんが見てるのは俺じゃない。


勿論 メンバーの一人としては認めてくれてる、と思う。

「ニノがいてくれて助かるよ」なんて言ってくれたこともあった。


だけどね、翔ちゃん、
俺が欲しいのはそんな言葉じゃない・・・


例えば潤くんに向けて・・・可愛いくて有能な弟を誇らしく思いながら優しく見つめるようなあったかい眼差し。

例えば相葉さんに向けて・・・一緒にいると楽しくて堪らないという、ほんとに気を許した親友を見つめる様子の少年のような眼差し。

そして大野さんに向けて・・・頼れる存在、尊敬する存在、いつも絶大なる信頼を寄せていることを隠そうともせず見つめるような愛情の篭った眼差し。


俺の欲しいのはそういう「特別」な眼差しなんだよ。



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