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らいふ

第5章 記念日デート

〇〇ランドが大好きだった私は嬉しさのあまり翔に抱き着いた。


「どーして?」


「明日記念日だし、美緒行きたいって行ってたから」


「記念日…覚えててくれたの?」


「たまたまだよ」


「翔のばかぁ!もう……大好きだよぉ」


嬉し過ぎて言葉にならず、涙が止まらなかった。


「泣いたらメイクがだいなしだろ?ほら、行くぞ」


手をしっかり繋いで指を絡ませる。

「離れて迷子になんなよ?」

「…うん」

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