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Treasure of life

第2章 モノグラム

side M

「この人が俺の師匠のショウくん」

「どうも、サクライです」
サクライと名乗ったその魔法使いはイケメてて、どこか知的なイメージが漂っていた。

「おぉ〜!なんか頼りがいがありそう!」
ニノは目をキラキラさせた。

「どういう意味だよ!?」
すかさずまさきのツッコミが入る(笑)。

「…で、まさき、用件は?」

「これ、ニノって言うんだけど…」

「これってどういうことよ!?」

「さっきのお返し〜」

(まるで子供のケンカ…(笑))

「まさき!」
ショウさんは2人を見兼ねて一喝した。

「…ハイ…スミマセン…。
ニノが、一生人間になりたいそうなんです」


「ニノミヤくん…一度人間になったら、ロボットには二度と戻れませんよ?」

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