無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ーーー歓迎会


瓶ビールを持って上司に、
ビールを注ぎに行くのが恒例である。

私はどうも、好きになれないが...。


同期の女性私合わせて3人で挨拶がてら
神田代理にビールを注ぎにいく。

神田代理の前には既に列ができている。

少し酔っているのか、
神田代理の顔はほんのりと赤い。

そして順番が回ってきた。

『はじめまして、２年目の上野です。
3番窓口してます。よろしくお願いします。』


『神田貴久です、はじめまして。よろしくね。』

ニコッと微笑み、はじめて目があった。

この人の目、キラキラしてるなあ.....



ビールを注ぐと2.3口飲んで、
そして次の子がまた注ぎだした。

私は自分の席に戻る。