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あと3秒だけ。

第5章 キスの意味。


そこには、

いつものキラキラした目で

私を見つめ、優しく微笑む彼がいた。


『ごめんね、嫌だった?』


なんで、謝るんだろう。

私は首を横に振る。

すると、優しい目で私を見つめ

『また明日ね。』と言った。

『おやすみなさい。』

そう言ってタクシーを私は降りた。

タクシーが見えなくなって

私は家に入った。


その日の夜。

私の瞼の裏には

キラキラした笑顔の神田代理ではなくて

優しい目で見つめる神田代理が残る。

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