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あと3秒だけ。

第6章 ワルイ人。


眠たい目をこすりながら、

ベッドから起き上がる。

カーテンの隙間から朝日が差し込んでいた。

シャッ

両手でカーテンを勢いよく開け、

朝日を全身に浴びる。

新しい『今日』がきた。


私の部屋からは家の入口が見える。

あぁ、昨日ここに留まったタクシーで

私、神田代理にキスをされたんだ...

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