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第8章 いじいじ
ようやく部活がおわって、
潤と一緒ににのちゃんの部屋の前。
鍵を開けた潤が、あれ?と
不思議そうに部屋の中を眺める。
M「にのいない。ごはん?風呂かな?」
A「そっか。・・・じゃあ、とりあえず部屋戻るわ。」
M「おう。着替えたらむかえにいくわ。」
俺らも食堂いこ、と笑顔をのこし部屋に消えた潤。
わざとなのかたまたまなのか、
ここまでにのちゃんに会えないとさすがに凹む。
自分の部屋の前まで来ると、
なにやら中から話し声がした。
内容までは聞こえないけど、
明らかに翔ちゃん一人ではなさそうだ。
コンコンと、控えめにノックをして扉を開けると
そこには探していたにのちゃんがいた。