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第9章 じりじり

#N




O「んーーー・・・」


話を聞き終えたおーちゃんが

腕組みして唸っている。






O「それってさぁ、お前の被害妄想じゃね?」

N「はぁ?! 」





人がこんな落ち込んでるのに!






O「だって相葉ちゃんもお前のコト大好きだもん。みてりゃわかるよ。"女の子だったら"ってさ、"男だってことを除けばにののことが大好きです"、ていってるようにも聞こえるぞ?」


N「そりゃ友達としては好きだろうけど・・・」





その男だってことを除けないから大問題なんじゃないか



結局女の子じゃない俺となんか

恋愛には発展できないってことだろ?






O「きっとあれだな、相葉ちゃんの中にあるのは男を好きになるなんて間違ってる、という先入観だ。それを取り払ってやれば勝機はあるかもしれんぞ。」





愛の伝道師大野さまによると、

まずは相葉くんに男を男が好きになってもいいんだと

教えてやらなきゃならん。とのこと。





N「 どうやって?」


O「俺と男の誰かが付き合ったふりするとか。」





そんなことでうまくいくのかよ・・・





N「 んで?こんなこと誰に頼むの?」





まず引き受けてくれるやつなんかいないだろ。




O「そうだなぁ・・・男と付き合ってても不自然な感じがしなくて、なおかつにのの恋愛を応援してくれそう人・・・・」




それって・・・










ON「翔くん・・・!」





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