テキストサイズ

こじらせた初恋

第4章 舞い戻った友情

智 side







翔くんもコチラを見たので、俺はついつい噴き出してしまった。



翔「わっ!きたねっ!!」



そう言いながら翔くんも笑った。



どうやったらこんなの作れるんだよ。



人間の食べ物じゃないよ。



俺はおかしくて爆笑してしまった。



翔くんも、俺の手から変な汁で出てんのかな。



醤油すらまずく感じるわっつって爆笑。



智「なんで作ろうと思ったの?苦手だったでしょ?」



翔「智作ってんの見てたら俺にもできるんじゃないかって思って」



翔くんは口を尖らす。



智「料理できない人間が、時間たって急にできるワケないじゃん!」




いじけてる翔くんがかわいくてたまらない。



なんでもできるのに料理だけは絶望的に下手なのがギャップで好きだな。



翔くんは、もう料理はしません。おとなしく弁当買ってきます。と反省していた。



そんな姿もかわいくて仕方なかった。





おかしくて笑いが止まらない。



翔くんと過ごすのは楽しい。



長年気が合って一緒にいたのは伊達じゃない。



翔くんに会う日は必ず爆笑してる気がする。



でもね。



最近、翔くんがもっと俺の部屋に居たそうにしてる。



全然泊まってもらって大丈夫!って俺は思うんだけど…



ラッキーがまた増えるんだけど…



なんか適度な距離って必要かなって思って。



ごめんね。



帰れって雰囲気出すとすごい嫌な顔してるね。



わかってるんだけどごめんね。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ