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シャワーを出して頭から浴びる。
高い位置にあるから気持ちいい〜…

すると急に、お風呂の壁にある四角いモニターがパッと点灯した。
『橘ぁ〜!替えの服、脱衣場んとこ置いといたから!』
「え!?あ、はーい……」
海叶の顔が写り、一瞬身体を隠すもあっち側からこっちは見えてないみたい…
画面から光が消えた。

「びっ………っくりしたー……」

まさかのモニターでやり取りまでできるなんて…
そして会話中に気づいたけど、浴槽にお湯まで張ってある!

海叶の優しさを実感しながら、お湯につま先をつける。
ゆっくり入っていって肩まで浸かると、自然と声が漏れた。

「はーぁ……きもち………」

あまりふたりを待たせるのもあれだから、5分ぐらい浸かってすぐに出た。