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たぬきのつぶやき

第30章 プライバシーを失くした国

だから もし名刺を渡してしまったとか、カード払いにしているとか、身バレの危機度が高い店は避けるべきである。

ライブも同様である。アイドルさんや運営にはPNしか教えていない。それでも感染者が発生した場合、そのライブにいた客を知りたいとか言ってアイドルさんや運営にどのファンがいたかを聞く危険がないワケではない。

アイドルさんとSNSで繋がっている場合、そこまで調べが進む危険もないワケではないので、フェイスブックとかLINEとか本名バレバレのSNSで繋がっている人は危険度はかなり増すだろう。

アカウントまで辿り着いたとしても今度はSNSに照会をしてそのアカウントの契約者情報を入手しなければならないし、ケイタイ会社とかはプライバシー保護に関してはかなり厳しいので、協力が得られるかどうかは分からない。

身元不明の客が大勢いるような状況でそんなことまでするかどうかは分からないが、大阪のライブハウスの感染者が発生したライブに参加した客を未だに探しているらしいが、身元不明な人が多過ぎて暗礁に乗り上げているとのことなので、そこまではしない、またはできないのが現状であろう。

とりあえず市や該当ライブを行ったアーティストが心当たりの方は検査を受けるように呼びかけているのが現状である。ということは、アーティストサイドもSNS等の開示は拒んでいると見るべきであろうか。

そもそも、2月中旬にあったライブの来客なんていつまでも探していたって潜伏期間はとっくに終わっているのであまり意味はないとは思うが・・。

もし、何らかの形でSNSのアカウントまで辿り着いたら、契約者情報までは辿り着けなくてもアカウントに直接○○のライブで感染者が発生したから検査を受けるように言ってくる危険もないワケではない。

だから行動記録には等という逃げ道を作っておくのだし、もし陽性だったらいよいよ最後だけど、陰性の可能性の方が多いのだから、検査は受けるけど職場にはいよいよダメとなるまで黙っておけばいい。

いずれにしてもSNSのアカウントまで辿り着いてくるのは大阪の例に見るようにかなり難しいとは思われるが・・。

勿論、マスク、手洗うがい、アルコール等の万全な対策をして行動すべきだし、コロナに限らず咳、くしゃみ、発熱等の体調不良があれば推しさんに迷惑をかけないためにもライブ等には行ってはいけません。

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