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胡桃のエッチな恋愛事情

第3章 椎名佳祐と中年女の情事

怖い……

やっぱり帰ろう……

宏樹の元へ帰ろう……

こんな男と関わってはいけない……


部屋のカーテンが突然に開いた。


「あ……ご……ごめん……あの……」


ガラス越しに椎名くんが私を見下ろす。


もしかして……

覗いていたことに気付いてた?


「お待たせ。こっち来いよ」


窓は開いていなくても

椎名くんの声はハッキリと聞こえた。

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