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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第7章 あたらしい・・・〃家族〃

『マリア・・・気持ちはわかるけどよ

家・・・賃貸だしさ

どっか、かじったり壊したら

まずいだろ・・・?』








『ん・・・ぅん、ごめんなさい・・・』








マリアが・・・少し


しょぼーーん・・・って








あぁ、俺さ

その顔に弱いんだよ









『でも・・・私・・・』







『マリア・・・』








マリアに弱い?



俺、それもあるんだけどさ(笑)





わかってる・・・





わかってるんだよ





マリアが・・・さ








『私・・・どうしても・・・』









マリアが・・・生き物を




狭い〃かごの中〃に


閉じ込めるようなことが


キライっつうか




〃出来ない〃ヤツなんだ、ってこと








『や・・・マリア・・・俺は別に』












『私が・・・ちゃんと

責任もって見てるから

汚したりも、しないように・・・

だから・・・・・アモちゃんに・・・』









『~~・・・』







俺に言わせりゃさ





マリアに・・・頼まれて





〃ダメ〃なんて言える男がいたら





お目にかかりたいぜ?(笑)








まぁ、どさくさで

マリアに任せきりにしてる俺のが

まず問題だしな?






て言うかさ




マリアは本当に真面目に


つぅか





夢中で?







〃トイレのしつけ〃やら



〃だっこの練習〃やら





しまいには

心配だから、って



動物病院に

〃健康診断〃まで行く始末(笑)






真面目に・・・〃母親っぷり〃を

発揮してるマリアが






あんまり可愛いからさ(笑)







『ま、いっか・・・(笑)

な?チビうさぎ・・・♪』





俺はマリアと並んで





うさぎのチビスケ・・・アモの

小さな背中を


そっと撫でた

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