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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第2章 薄紅色の奇跡・・・

「いかがです?
リフォーム済みでキレイですよ」



『ええ…とても素敵です』





〃彼の家〃と私は認識するけれど

経年を考えれば

彼の後に誰かが住んでいたであろう家



壁紙が変わっていたり

所々リフォームされた部屋




けれど・・・私にとっては

懐かしい

〃彼の家〃








「やっぱり家賃はNGかな?(苦笑)」



『すみません・・・』






ごまかしつつも
お断りして

目ぼしい物件を
それとなく伝えて

ようやく内覧を終えました





申し込みは、後日改めてさせてもらい
私はホテルへと帰ります






おうちは…なんとか決まりそう



今日は



ホテルで少しゆっくり眠ろうかな・・・







などと、少し胸を撫で下ろす思いで

私は休息を取ろうとしていました














だけど・・・ホテルに帰り

着替えるや否や

私は






重大な事・・・とんでもない事に

気付くのでした

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