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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第3章 青空と共に・・・流れる雲

『おはよ、マリア』



『うん・・・おはよう』




翌朝

本当に現れた優人は





・・・スーツ姿。





まぁ…お仕事だよね


合間をぬってくれたんだよね


なんて思って私は







『マリア…支度・・・出来てるな?』



『???』






『じゃ・・・行こっか』





『え?・・・どこに?』







『いいから・・・とりあえず♪』






『いや・・・ちょっと、ゆぅちゃん・・・』







『マリア・・・』







『て言うかお仕事なんじゃ?』








『緊急(笑)休みとった』






『でも…そんなことして・・・』






『やるべき仕事は…後輩とか

頼める人に頼んでからきた』






『えぇ・・・っ…?』







『マリア・・・早く』







『だから・・・どこ・・・』






『~~♪』








『まさか・・・〃いつか〃みたいに

〃知らない〃とか…言うんじゃ』







『あ♪わかる?(笑)』






『なななななっ・・・じょ、冗談じゃ

冗談じゃないよぉ…?!
なに考えてるのよ!?

ゆぅちゃん…っ
いくつになったと思ってるの??!』






『ウソに決まってんだろ?(笑)

いいから・・・ほら』






『~~・・・』










『とりあえず…来てくれって言ったろ?』







『それは昨日・・・で、懲り懲りよ

しかも・・・あんな』







『来てくれ・・・頼むから』






優人の笑顔に

私は・・・手を引かれて

ついにホテルを後にしました

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